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ペルシャ語には冠詞がない! [他の言語]

【2012年10月30日】-先日公立図書館でペルシャ語の入門書を拾い読みしていたら、「冠詞がない」と書いてあったので、びっくりした。ロシア語には定冠詞も不定冠詞もないが、現代の印欧語で冠詞のない言語は珍しい。

 インドヨーロッパ語族には元々冠詞はなかった。ラテン語には全くないし、Old English や古典ギリシャ語では定冠詞だけあった。段々冠詞を使うようになったのだ。

 不定冠詞は元々数詞の1だ。英語のa, an はoneと同源だ。oneの弱形と考えてよい。anの方が古い形で、子音の前では-nが落ちてaと言うようになった。

 フランス語では「1」も不定冠詞もun, une だし、ドイツ語では「1」はeinsで、不定冠詞はeinだ。

 定冠詞は指示代名詞(「それ」など)に由来する。英語のtheも元々指示代名詞だった。

 ドイツ語やフランス語で「私は学生です」などとと言う時、「学生」の前に不定冠詞をつけないが、略すのではなく、まだ不定冠詞が成立していなかった頃の名残なのだろう。

Ich bin Student.

Je suis etudiant.(フランス語のアクサンは入力が大変なので、省略)

 英語では補語が一人だけの地位を表す語(Presidentなど)になっている場合、無冠詞にする。これも名残かも知れない。

・格変化もなし
 冠詞は印欧語の特徴だからペルシャ語にないことにびっくりしたが、ペルシャ語では名詞などが格変化もしないとあったので、もっと驚いた。

 印欧祖語では格変化は8格だった。(主格、属格、与格、対格、奪格、所格、具格、呼格)。ラテン語やロシア語では6格だ。

 現代のヨーロッパ語で格変化が残っているのは、ロシア語やポーランド語などスラブ語派の言語が多い。英語や北欧語では所有を表す-sだけが残っていて、ロマンス語派では所有格もなくなった。

 ちなにみ英語では-'sをつけるが、ドイツ語やスウェーデン語では-sだけつけるので見落としやすい。

 またブルガリア語はスラブ語派に属するが、名詞の格変化は殆どなくなって、呼格だけ残っている。代名詞は英語のように格変化する。

 格変化は古い特徴なので残っている言語に冠詞はないことが多いが、名詞や形容詞の格変化を失った言語では大抵冠詞があると思う。

 ペルシャ語は名詞に格変化がないという点では新しいが、冠詞はない点では古い。新しい特徴と古い特徴を併せ持っている不思議な言語だ。

 なおペルシャ語はアラビア文字で書くので、勉強しにくい。

・参考資料
http://en.wikipedia.org/wiki/Persian_grammar
http://en.wikipedia.org/wiki/Bulgarian_language

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バスク語には受動態がない! [他の言語]

【2012年10月28日】-26日東大の言語学研究発表会がまたあったので、行ってみた。今回のテーマはバスク語だった。

 バスクはスペインとフランスにまたがる地域で、大西洋に面している。67万人ほどがバスク語を話している。印欧語に挟まれているが、印欧語族には属さない。

 言語学では、能格(ergative)という特別な格が有名だ。名詞が他動詞の主語になる場合、その名詞を能格に置かなければならないのだ。能格と言っても別に難しくはなく、名詞に-kをつけるだけだ。

 発表のテーマは「自分の」を表す代名詞が先行詞に関してどのような制約を受けるかだったが、私の関心を一番引いたのはバスク語には受動態がないということだった。

 受動態のない言語があるような気がしていたが、印欧諸語にはどれにもあるはずだし、日本語にも受け身があるのだから、そんな言葉はないだろうと思いっていた。だが、実際にはあった。

 英語などでは受動態を、主語を略したり、話しのテーマ(主題topic)を変えたりするために使うが、バスク語では主語を言わなくても文が作れるし、語順が自由らしいので、受動態を使わなくても主題を変えることができる。それで受動態がないのだろう。

 スペイン語やイタリア語では主語に合わせて動詞が大きく変化するので、主語を略せるが、受動態がある。ロシア語でも主語を略せるが、受動態をあまり使わない。

 語順が自由だったラテン語にも受動態があったし、ギリシャ語には中動態まであったから、語順が自由な言語には受動態が絶対にない訳ではない。

 バスク語に受動態がないと言ってもそれは共通語についてのみ言えることで、発表者が調査したレクンベリ村の方言では受動態を使うこともあるそうだ。フランス語の影響だろうと話していた。

 そういえば23日頃の深夜床に入っていて、突然受動態のない言語があるような気がした。最近受動態については考えていなかったので、不思議だ。26日の発表を予知したのだろうか。

・リンク
http://groups.google.com/group/linguistics-jp/browse_thread/thread/3926ed2895bef137

http://en.wikipedia.org/wiki/Passive_voice

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石原慎太郎は無責任 [政治家]

【2012年10月25日】-石原・都知事が辞任をして、国政に復帰すると公言した。信じられない。

 任期の途中でやめるのなら前回の選挙に立候補しなければよかった。都庁は五輪招致を目指しているが、石原がいなくなったら運動の勢いは落ちるだろう。私は五輪の東京開催に反対だが、石原は何を考えているのか分からない。

 新党を結成するといっても、候補者が集まらなければ石原だけの政党になってしまう。集まっても議員が数人では国会で活躍できない。小さな会派では委員会で質問する時間さえもらえない。平沼の率いる「たちあがれ日本」と連携するのならそのような点はまだいい。日本維新の会に合流した場合は、うまく行かないだろう。

 うまく立ち回れば細川護煕のように首相になれるが、石原の体力では激務に耐えられないと思う。

 今国会には舛添要一や田中康夫の率いる政党もあり、また小党が増えてしまう。石原の辞任には反対だ。(敬称略)

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橋下徹は週刊朝日に怒りすぎだ [*橋下徹と維新の会]

【2012年10月23日】-週刊朝日が連載をやめたので、橋下徹は矛を収めるかと思っていたら、争いはまだ続いている。橋下に直接謝罪せずに、22日発売の号を大阪市庁舎に送ってきたので、橋下はまだ怒っている。

 先週は16日発売の号を橋下のお母さんに送ってきて、「話しを聞きたい」と言ったので、橋下はそれにも怒ったが、それは橋下の勘違いだった。週刊朝日は送ってきたものではなく、妹さんが買ったものだった。

 朝日新聞出版はあの連載を始めた経緯を検証し、それを記事にして載せる方針だ。編集部は「それも売れるだろう」と期待しているので、橋下はそれにも怒っている。だが、その怒りは見当違いだと思う。

 15年前から出版不況だし、朝日新聞は経営が悪化しているから、何が何でも売り上げを伸ばしたいのだろう。自分達の不祥事を検証して売ろうとするのは不謹慎だし、橋下には不愉快極まりないだろうが、朝日側が売り上げ増を望むのは理解できる。

 朝日新聞グループは反省するかというと、それは期待できない。21日付の読書面には訂正を出したが、以前と同じく「削除する」という形式的な言い方をした。

 橋下徹の言うように、たぶん矯正不可能だ。(敬称略)

・参考資料
http://twilog.org/t_ishin/asc
http://www.j-cast.com/2012/10/22150961.html
http://www.j-cast.com/2012/10/22150916.html

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121022-00000306-bjournal-soci

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週刊朝日の暴走は山口一臣が編集長になってから [*橋下徹と維新の会]

【2012年10月21日】-週刊朝日は10月16日発売の号から橋下徹の出自に関する連載を始めたが、橋下が親会社の朝日新聞にも圧力をかけたため、連載を終えることした。橋下市長の勝利に終わった。朝日新聞の敗北は私も嬉しい。

 朝日など左翼メディアは差別表現に敏感だ。政治家が他の政治家について「あの人は部落の出身だ」などと言ったら、糾弾したことが何度もあると思う。

 また「『エスキモー』は差別表現だから『イヌイット』と言うべきだ」と言って、紙面にもそう書いてきた。「イヌイット」では分かりにくいのに、読者の都合は無視してきた。

 それなのに今回は「橋下徹のお婆さんが部落出身だ」と書いた。散々差別を糾弾してきたが、気に入らない政治家を追い落とすためには利用することが分かった。朝日グループはこれから部落差別を批判しにくくなったはずだ。

 週刊朝日は5年くらい前、山口一臣が編集長になってから過激になった。民主党が政権を取った時には「民主党革命」という大見出しを掲げた。去年3月15日には、「日本破壊計画」と題する臨時増刊号を出した。左翼の本音だ。山口はテレビでも過激な発言をしてきた。

 編集長は最近、河畠大四に変わったが、過激な路線は続いているのだ。決して今回だけとんでもない記事を載せたのではない。橋下に白旗を揚げたので少し反省するといいが、どうだろうか。

 毎日グループでも新聞本体が左翼報道をしにくいので、週刊誌のサンデー毎日が妄想のような左翼記事を載せている。左翼は時代遅れを悟らずに滅びるのだろうか。

・参考資料
http://www.j-cast.com/2012/10/17150355.html

http://www.amazon.co.jp/%E9%80%B1%E5%88%8A%E6%9C%9D%E6%97%A5%E5%A2%97%E5%88%8A-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%A0%B4%E5%A3%8A%E8%A8%88%E7%94%BB-2011%E5%B9%B4-19%E5%8F%B7/dp/B004Q725MY/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1303975522&sr=1-1
 

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メディアはパソコン遠隔操作の仕組みを言え [*事件や事故]

【2012年10月20日】-インターネットを使っている者にとって、最近の遠隔操作は怖いものだ。自分が書くつもりのないことを、書いたことにされてしまっては堪らない。

 だが今回の事件では間違えた逮捕された人にも落ち度があるはずだ。ウイルスに感染したのに気づかずにパソコンを使い続けたから、犯人の罠にはまったに違いない。

 どのようにしてパソコンを乗っ取られたのかは大事なことなのに、メディアは殆ど言わない。17日の『情報ステーション』では、どこからか届いたメールを開いて、そこにあるハイパーリンクをクリックしたら、そのパソコンから犯罪予告を書いたように見せかけられると、言っていた。普通のウイルスとは違うようだ。

 産経新聞は17日付から「PC遠隔操作の恐怖」を3回連載した。今日まとめて読んだが、迷惑メールのリンクには全く触れていない。

 このような報道ではいたずらに恐怖を煽るばかりで、事件を落ち着いて考えることができない。今回の事件がどのような仕組みで起きたのか、誤認逮捕された人にはどんな落ち度があったのか、分からない。報道とは言い難い駄文だ。

 メール・アドレスを公表していないのに迷惑メールが届くのは、おかしなサイトなどに登録をしたからだろう。その責任もある。誤認逮捕された人は、ただの被害者ではない。用心が足りなかったのだ。

・リンク
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121017/crm12101700250001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121018/crm12101800440001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121019/crm12101900160001-n1.htm

http://www.47news.jp/47topics/e/235484.php

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沖縄の左翼は事件を反米闘争に利用するな [米軍基地]

【2012年10月18日】-また米兵が女の子を襲ったので、沖縄の反米左翼は抗議を繰り返し、左翼メディアは大袈裟に取り上げている。

 昨夜の抗議集会では「米軍は出て行け」と怒鳴り散らしていた。日が暮れていたから、異様な雰囲気になっていた。本当に被害に遭った人に同情しているのか疑わしい。

 そう言えば1995年女児が襲われた時は、沖縄の左翼は2週間くらい抗議を続けていたと思う。女の子は自分のために沖縄が騒然とし、日米関係もギクシャクしたので、余計につらくなったろう。デモに参加した連中が、女の子の気持ちを考えていたとは思えない。

 沖縄の反米左翼はきっと、事件を反米闘争に利用しているのだ。被害に本当に怒っているのではなく、米軍撤退と安保体制破棄を実現するために利用しているのだと思う。左翼は「平和が大事」と言いながら、人を見捨てることがある。(沖縄には本土からの独立を唱える者もいるが、独立したあとは中国と合併するつもりらしい。正気ではない。)

 今日沖縄では「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」のオバさん達が、浦添市にある総領事館を訪れて、抗議の書簡を手渡した。アメリカ兵が基地の外に出る場合は、行動を制限するよう強く訴えたという。現実的な要求だ。

 「米軍は出て行け」と怒鳴っても、問題は解決しない。夜中の外出などを禁じるべきだ。

 メディアは今回の被害者を「飲食店従業員」と表現している。水商売の女だろう。だから午前4時頃歩いていたのだ。こんな時間に出歩く方にも責任がある。夜中や朝方は男でも危ない。

・参考資料
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121018/k10015835811000.html

http://www.j-cast.com/tv/2012/10/17150308.html?p=all
 

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タグ:沖縄 事件 利用
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慶応の国際会を真似て作ったサークル [他の評論]

【2012年10月16日】-大学時代にはなぜか慶応の先生二人に習ったが、サークルも慶応と縁が深かった。

 RISA(Rikkyo International Student Association)というサークルに属し、英語と国際問題を勉強していた。慶応の国際会を真似て作ったサークルだ。私が大学1年の秋に発足したが、10年くらい活動して、なくなってしまった。

 2年上の先輩が国際会の会長と友達なので、真似たようだ。当然、国際会と繋がりが深く、討論会を一緒に何度もやった。

 国際会からは何人も放送局に就職した。討論会の時、恥ずかしそうに下ばかり向いていた渡辺由佳さんが、テレビ朝日のアナウンサーになったのは驚いた。

・渡辺由佳さんのブログ
http://ameblo.jp/sutekinakotoba/

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タグ:risa 国際会
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言語学の学習歴 [英語学]

【2012年10月14日に掲載、16日に訂正】-最近、言語学の勉強会などで知り合った人達がいるが、私が英語学や言語学のどの分野を勉強してきたかあまり説明していない。その人達はこのブログを読んでいるに違いないなので、今日は言語学の学習歴について書く。

 中学の時から英語が好きだったが、英語の学問的な研究に初めて接したのは高校の時だ。学校の図書館にクセジュ文庫の『英語史』が置いてあって、面白いと思った。

 高2の秋、近くの本屋で『英語語原辞典』を買った。巻末には中島文雄先生が「語原学解説」を書いていて、印欧祖語を知った。東大の言語学科に行きたくなった。高3の時はOEDを見るために区立図書館に時々行った。「見るため」なのは理解できなかったので。

 立教の英文科に入り、第2外国語はフランス語にした。

 2年の時の「英語学概論」で中山先生が、ジェフリー・リーチのA Communicative Grammar of English を薦めてくれた。慶応の西山佑司先生が語用論を教えに来ていて、教科書はリーチのPrinciples of Pragmaticsだった。

 3・4年の時は村田勇三郎先生の機能文法のゼミに出た。イギリスのハリデーが始めた英文法だ。変形文法は2回だけ教えてくれた。

 4年の時は吉野利弘先生の英語史と、松井倫子先生のチョーサーの授業にも出た。慶応から来ていた唐須教光先生には、意味論を教わった。

 大学を出てからはNHKの語学講座を全言語聞いて、Old Englishやラテン語、古典ギリシャ語を独学した。このうちまだ文章が読めるのは英独仏だけだ。

 言語学を学ぶために英語音声学、一般音声学、英語史、変形文法、社会言語学などの英書を読んだ。(音声学が一番多くて、英語史は2番目。)ドイツ語史、フランス語史、ギリシャ語史も1冊ずつ読んだ。

 ここ10年くらいは政治思想の保守主義に重点を置いていて、言語学はあまりやっていない。
 

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iPS報道について読売新聞が反省 [医療]

【2012年10月14日】-iPS細胞に関して症例を捏造した森口尚史(ひさし)は、とうとう嘘をついたと認めた。

 一方、新聞は今まで森口の「研究成果」を何度も記事にしてきたので、慌てているようだ。

 読売、毎日、日経、朝日の各紙が、森口の記事を載せてきた。読売は今日付の記事で、森口の肩書きを5度も「米ハーバード大研究員」と書いたと反省している。肩書きより内容の真偽の方が大事だが、内容についてはまだ検証している段階なのだろう。

 毎日や日経産業新聞は2009年から「C型肝炎治療 iPS細胞活用」「肝がん細胞からiPS細胞」といった見出しで、森口氏の「研究成果」を記事にしてきたそうだ。これも捏造かも知れない。

 今回の騒動のため、新聞が本当かどうか確かめずに記事にしてきたことがはっきりした。理系の人間が新聞社には少ないことも一因かも知れない。

 朝日の記者だった本多勝一は京大の薬学部を出たが、ルポルタージュや左翼記事を中心に書いてきた。

 新聞は今回の件を教訓にして、これからは悪い研究者に騙されなくなるかというと、そんなことはないだろう。数年後にはまた嘘の発表を信じ込んでしまうと思う。

・リンク
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121013-OYT1T01325.htm

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捏造疑惑でノーベル賞が台無し [医療]

【2012年10月13日】-せっかく山中教授がiPS細胞の研究でノーベル医学賞をもらったのに、森口尚史氏(48歳、東大病院特任研究員)がiPS細胞の臨床応用をしたと嘘の発表をしたので、めでたい雰囲気が消えてしまった。

 学会発表の事情を知らない人は、日本人がiPS細胞で受賞したから、それにあやかってこんな発表をしたと思うかも知れないが、ポスター発表でも数ヶ月前に応募して学会の審査を経るものだから、山中教授の受賞と今回の疑惑は関係ないだろう。

 研究の捏造は医学では割と多い。今年の6月には東邦大の准教授が論文を何十本も捏造していたことが分かって、首になった。症例を集めていないのに、集めたように装っていたそうだ。

・参考資料
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20121013-1031885.html

http://logsoku.com/thread/uni.2ch.net/newsplus/1337744884/

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リーチの講演がよくなかった理由 [英語学]

【2012年10月11日】-ジェフリー・リーチのような大学者がこのような中途半端な講演をするのは不思議だ。解せない。

 リーチは10日の講演の初めに、企画と司会をした立教の鳥飼慎一郎教授について「私の最後のPh.D学生」と言った。

 立教の英語教育研究所は11月も連続講演を予定しているが、これもコーパス言語学だ。

 鳥飼教授の経歴を調べたら、納得が行った。コーパス言語学をやっているのだ。

 自分の恩師を講演の1回目に呼び、2回目も自分の専門分野の講師を呼んだのだ。これではいい講演は企画できない。

 リーチの講演が中途半端になったのは、鳥飼氏が余計な注文をつけたからではないか。
 
・立教大学の英語教育研究所
http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/IELE/

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言語学者リーチの講演はまた中途半端 [英語学]

【2012年10月11日】-またジェフリー・リーチの講演について書く。

 9日は行けなかったが、英語のコーパスについて講演したようだ。Corpusとは英文を大量に収めたデータベースのことで、英語の研究に使う。アメリカやイギリスに幾つもあるが、どれも条件を指定して検索するようだ。リーチも関わったコーパスがあるらしい。

 昨日10日は行ったが、このコーパスを利用した英文法研究について話した。会場をホールから普通の教室に変えたので、話しは聞きやすくなった。内容も8日よりもよくなったが、また中途半端なだった。

 まず短縮形を取り上げた。短縮形とはdo notをdon'tと縮めた語形で、話し言葉の特徴だ。コーパスで調べると、60年くらい前から書き言葉で短縮形が増えたことが分かるそうだ。書き言葉が話し言葉に近づいている訳だ。

 またコーパスで調べるとmodal(法助動詞、willなど)の頻度が減って、semi-modal(準法助動詞、be going to~など)の使用が増えたことも分かるとリーチ教授は説明した。アメリカ人はgonnaとも言うので、これを「英語のアメリカ化」と名付けた。

 次にmustの頻度が落ちたことをグラフを使って説明したが、対応するhave to~の頻度でなくneed to ~の頻度が増えたことをグラフで示した。

 mustは「~しなければならない」の意味で、need toは「~する必要がある」の意だから、表現が軟らかくなると言う。教授はこれを「民主化」と名付けた。

 他に書き言葉で進行形などが増えたことも説明したが、例文に挙げたのは進行形の特殊な用法ばかりだったし、普通の言い方が減ったことは示さなかったので、中途半端な印象が残った。

 この講演を聞いて、コーパスを利用した英文法研究はどのようなものかはよく分かったが、終わりに取り上げた項目は説明が不充分だった。

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ノーベル賞の受賞はめでたいが、騒ぎはご免だ [*マスコミ]

【2012年10月09日】-とうとう京大の山中伸弥教授がノーベル医学賞を取った。数年前から候補に挙がっていたから、「やっともらったか」という感じだ。

 日本人が受賞したことはめでたいが、受賞の一報に触れた時ちょっと憂鬱になった。マス・メディアはまた喧騒を繰り広げるだろうと思ったからだ。

 案の定、大騒ぎだ。昨日は受賞したと騒き、今日は教授の「一夜明けた心境」を放映した。今日も昨日も特別なことは言わない。一言で言えば「うれしい」と語るのみだ。

 ノーベル賞だから、教授の言葉には特別な重みがあるが、受賞者は同じようなことを言うので、もう聞かなくてもいい。

 テレビ局は今回も、山中教授の母校である小学校や高校にカメラを持ち込んで、教師が生徒に「この学校の卒業生がノーベル賞をもらいました」と話す場面も撮影した。

 日本人が受賞するたびにテレビはこのような放送をするが、果たして意味があるだろうか。受賞者とゆかりのある人は大抵うれしいが、わざわざテレビや新聞が取り上げることはないと思う。(学問上のライバルは喜んでいないはずだ。)

 ワイド・ショーは時間が長いからまだいいが、正時のニュースなど短い番組が母校の様子を放映すると違和感を覚える。

 マスコミは「めでたい」と騒いで、深く考えない人間を増やそうとしている気がする。

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ジェフリー・リーチの講演の感想 [英語学]

【2012年10月09日】-昨日はジェフリー・リーチの講演に行った。感想を一言で言うと、あまり面白くなかった。

 演題は「近年の英文法研究における成果」だが、40年くらい前から出た体系的な英文書5冊を比較した。そのうち3冊にリーチ自身が関わったので、自分の経歴から話し始めた。

 文法書については色々考えてきたのに、あまり面白いと思わなかった。原因を考えたら、例文を挙げずに抽象的論評だから興味がわかなかったように思う。また早口でマイクの具合がよくなかったので、分かりにくかった。

 だが「口語と文語の違いは、表現の頻度の違いだ」「ハドルストンのThe Cambridge Grammar of the English Languageは他の4冊とは違って、言語一般の特性から始めて英文法を説明しようとしている」など重要な指摘をしていた。行った甲斐はあった。

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ジェフリー・リーチの連続講義は明日から [英語学]

【2012年10月07日】-イギリスの言語学者のGeoffrey Leechの連続講義は明日から、立教大学の池袋キャンパスで始まります。詳しいことは以前書きました。

http://m-atomi.blog.so-net.ne.jp/2012-09-06

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保守派は女性宮家を認めよ [皇室]

【2012年10月05日】-政府は女性宮家を検討していると発表した。今の皇室典範では内親王は結婚して皇室を離れることになっているから、女性宮家を作らないと数十年後皇族は悠仁親王の御一家だけになってしまう。

 女性宮家は必要だ。保守派は女性天皇や女系天皇に繋がると反対してきたが、女性天皇などとは切り離して考えるべきだ。

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傘を差しながら携帯電話を見るのは危険 [町中のマナー]

【2012年10月04日】-東京では昨日夕方から雨が降った。合計して40分くらい歩いたら、傘を差しながら携帯電話を見る人を10人くらい見かけたので、驚いた。こんなに大勢見たのは初めてだ。

 片手が空いていて携帯電話に見入るのも危ないが、傘を差していたらもっと危険だ。頭がおかしい。

 昨日は中高年が多かったので、余計に衝撃を受けた。若者がそんなことをしていたら中高年が注意すべきなのに、中高年まで落ちぶれたらどうにもならない。晴れの日に歩きながら携帯電話を見る中高年は、1ヶ月くらい前から急に増えた。日本の崩壊は近づいている。

 スマートフォンが普及してから、歩きながら携帯画面に見る人が増えた。画面が大きいから、見やすいのだろう。事故も多くなったはずだが、無責任メディアはスマートフォンの普及は取り上げても、事故の増加には言及しない。

 昨日昼間は曇りだったので、傘を持たずに家を出た人が多かったのか、傘を差さずに濡れている人も数人見かけた。傘を買う金が惜しいのだろうか。

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左翼の運動家は寄附で生活している [*マスコミ]

【2012年10月02日】-前のエントリーでは「沖縄の基地反対デモには本土の運動家が参加しているようだ」と書いたが、本当かと思う人もいるだろう。デモのために、何日も会社を休める人はあまりいないからだ。

 だが運動家は勤めていないなら、何日でもデモに加われるらしい。

 小林よしのり氏は『サピオ』に「左翼の運動家は『わしは金儲けのために政治漫画を描いている』と非難するが、寄附で食っている連中にそんなことを言う資格はない」と書いていたが、信じられなかった。

 去年東京タワーの近くを歩いていたら、それが本当らしいことを確かめられた。歩道を歩いていたら、車道の方から突然「こんにちは」と声をかけられた。車道から歩道に声をかける人はいないから、驚いた。

 車道の方に目をやると、小型のトラックがゆっくり走っていて、荷台には青年が立っていた。30代の青年は続けて「平和のために広島から行進しています」などと明るい声で話しかけてきた。

 近くに他の人はいなかったので、私に話しかけてきたことは明らかだ。妙に明るかったので、心底驚いた。そのため返事はできなかった。(左翼は思想は浅薄でも、明るくて優しいかも知れない。

 横浜から平和行進をしてきたのなら勤めは数日休めば済むが、あのスピードで広島からずっと走ってきたのなら、数週間かかるだろう。寄附で生活しているのだろうと思った。(のぼりが立っていたので、運転手と二人だけでやっているのはない。組織でやっているはずだ。)

 広島から「平和行進」をしても、日本の平和は守れない。暢気で浅はかだ。左翼は現実離れしている。

 港区芝公園は都心だが、人通りは少ない。だがデモは多く、見る人が殆どいないのに左翼はデモをしている。自己満足の遊びだ。

 デモに加わるだけなら、会社や役所に勤められる。デモに参加するのは労働組合の組合員が多いと、私は見ている。日本の左翼運動は労組が担っているようだ。意外にも、労組が愛国者の敵なのだ。

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沖縄で抗議する人達は本土から渡った運動家 [米軍基地]

【2012年10月02日】-米軍はおととい30日からオスプレイを山口県の岩国基地から沖縄県の普天間基地に移動させているので、左翼マスコミは大きく取り上げ反対している。オスプレイの配備は日米両政府が決めたことだから、今更反対しても止められる訳はない。往生際が悪い。

 今週のテレビ報道は先週までと違う。基地周辺で抗議する人達を映している。「政府は住民の抗議を押し切って、オスプレイを配備するのか」と追及しているのだろう。

 このような映像を見ると、殆どの人が「日本の防衛に必要だとしても、住民が反対しているのだから、もう少し説明してから配備した方がいいのではないか」と思ってしまう。だがその見方は皮相だ。

 抗議デモに参加しているのは、沖縄の住民ばかりではないからだ。本土から渡った左翼の運動家も加わっているはずだ。不思議な言い方だが、「プロ市民」と言われる連中だ。

 今まで何度も基地反対のデモが沖縄であったが、そのあと保守派のメディア(国民新聞や月刊『正論』)は「参加者のうち4割くらいが本土から渡った運動家だったようだ」などと書く。今回もそうだと思う。現場にいるテレビ局の連中はそれを知っているはずだが、知らない振りをして「住民が反対している」という芝居をする訳だ。

 今回のデモ隊は強硬で、ゲート前に大型車を置いて米軍車輌の出入りを妨害している。実力行使だ。議論ではなく実力で政府の方針に反対するのは、過激派のやり方だ。今回のデモには中核派や革マル派も加わっているだろう。(週刊新潮によると、原発反対デモにも中核派などがかなり参加している。)

 本土から渡った運動家がかなり加わっているのに、沖縄住民の反対を演出するのは一種の誤報だ。

 日本は戦後ずっとこのような報道もどきに翻弄されてきたが、左翼メディアは自殺者が年間3万人になっても反省するどころか、執拗に日本破壊を続けている。

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