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五輪中継は長すぎて日本人ばかり [*マスコミ]

【PJ 2008年08月24日】- 北京オリンピックは、直前にチベットで暴動が起きたため、注目されて始まった。ウイグルではテロがあったが、幸い北京など都市部では大きな混乱は起きていない。

 日本のメディアはいつもそうだが、注目を集めることだとやり過ぎる。今回の五輪報道も過剰だ。

 8月18日と20日、PJ ニュースに五輪報道を批判する記事が出た。岡田克敏さんと小林亮一さんの記事だ。どちらも私が感じていた不満を代弁してくれた。

 岡田さんは、NHK が五輪中継ばかりすることを批判した。私はテレビ欄を見て、NHK が五輪を何時間くらい中継をしたのか数えてみた。8月12日は特に多くて、総合テレビでは14時間40分も中継した。高校野球は1時間25分あったから、他の番組は7時間55分だけだ。早朝と午前中以外は、殆ど五輪の中継だった。

 BS1 ではこの日、五輪中継が22時間25分もあり、他の番組(主にニュース)はたったの1時間35分だった。岡田さんの言うように、NHK は洪水のように五輪中継をした。

 新聞の五輪報道も調べた。朝日新聞の8月20日付朝刊(東京版)は32ページ建てで、1面と特設面の併せて5ページで五輪を扱った。経済面は1ページだけだった。スポーツニッポンの同日付は全体が24ページで、五輪は7ページだった。朝日もスポニチも詳しく書くのは日本人選手ばかりで、外国人のことは記録を載せる程度だった。

・外国メディア
 外国の新聞はどうだろうと、ニューヨーク・タイムズを調べてみた。同紙は左派なので、右派のワシントン・ポストも見たかったが、都立日比谷図書館にはなかった。ニューヨーク・タイムズは全体が60ページくらいで、五輪は8ページくらいだったか。残念ながら、時間がなくてしっかり数えられなかった。

 同紙を見て、ちょっと驚いた。アメリカ人だけでなく、外国人の選手も大きく取り上げていた。金メダルを取ったアジア人の選手や観衆を感動させたアフリカ人の選手を、大きな写真も載せて扱っていた。ニューヨーク・タイムズは世界中に読む人がいるから、外国人を取り上げるのも当然かも知れない。

 インターナショナル・ヘラルド・トリビューンもあったので、見てみたら、もっと外国人が多かった。この新聞は以前ニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストから記事を選んで編集していたが、いつの間にか「ニューヨーク・タイムズの国際版」になっていた。題字の下にそう書いてあった。ヘラルドが国際版なのなら、タイムズは米国版のはずだ。それでも外国人を大きく取り上げた。

・日本人ばかりは金のため?
 私が日本の五輪報道で一番不満に思うのは、日本人選手ばかり取り上げることだ。注目選手がメダルを取ったとか、今のところ金メダルは何個だとか、日本人のことを中心にやる。外国人が活躍したり新記録を出したりしても、あまり取り上げない。

 メディアはふだん「国際理解が必要だ」などと言っているが、本心なのだろうか。日本人だから日本人を応援したくなるのは当然の感情だが、メディアが外国人の活躍を無視して、日本人の取ったメダルばかり気にするのはどうかしていると思う。

 メディアにとっては、五輪も金儲けの手段に過ぎないのではないか。大袈裟に扱って、視聴率を上げようとか新聞を売ろうとか、そんなことばかり考えているのだと思う。ひたむきに頑張る人を応援しようという気持ちが薄い。

 小林さんによると、インドネシア人もオーストラリア人も五輪にあまり関心がない。両国ではメディアが、五輪をそれほど金儲けに利用していないのだろう。

 記録よりもメダルを重視する日本メディアの傾向も、理解できないだ。期待のかかっている選手が金メダルでなく、銀を取ったら「残念だ」などと言う。金でないと盛り上がらないから、不満なのか。自己新記録を出しても、メダルを取れなければ、特に触れない。大会全体で獲得したメダルが少ないと、帰国した選手に不快感を示すこともある。「あなた達のせいで盛り上がらなかった」と責めるのだろうか。

 選手の多い競技ではメダルを取るのは大変だが、少ない競技では取りやすいはずだ。だが、メディアはそんなことも考慮しない。(メダルの数を増やしたのなら、JOC などは取りやすい競技で選手を育成したらどうか。)

・種目も多すぎる
 そもそも10年くらい前から種目が多くなりすぎた。儲けやすくなるからか、五輪を目指す競技が多い。野球やサッカーは(少なくとも日本では)テレビがよくやるのだから、オリンピックでまでする必要はない。

 種目が多いから、テレビの中継は自然と長くなってしまう。日本人が出場するのに全く中継しないと、NHK には苦情が来るだろう。だが同じ場面を何度も映すのは、どうかしている。

 NHK が五輪ばかり中継すると、他の番組が見られない。連続ドラマと大河ドラマは放映しているが、他のドラマは2週間も見ないと、筋を忘れてしまう。バラエティー番組を楽しみにしている人も、困るはずだ。

 20年くらい前までは、家族が揃って五輪中継に見入ったものだが、今では競技は多すぎるし、インターネットもあるので、みんなで誰かを応援することは少なくなってしまった。東京で五輪を開催したら、マスコミの騒ぎは更に大きくなるに違いない。

 メディアは大袈裟にならずに、五輪の模様を伝えてほしいが、IOC 自体がカネまみれだから、日本のメディアを批判しても空しい。本当の平和の祭典はないものだろうか。【了】

 ライブドアのサイトで読むのなら、http://news.livedoor.com/article/detail/3790515/  で。


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内閣改造の目的は保身と延命か 自民党は政権にしがみつかないで、解散総選挙を行うべし [政局]

【オーマイニュース 2008年08月07日】-福田首相は8月1日、内閣を改造した。17人のうち13人を入れ替えたから大幅な改造だが、去年の政権発足時は1人だけ替えた「居抜き」だったから、今回初めて組閣をしたと言ってもいい。

 新たに拉致問題担当相と消費者行政担当相を置いたのが、目を引く。拉致問題に取り組んできた中山恭子首相補佐官が担当大臣になったが、他に少子化問題、男女共同参画、公文書管理と三つも兼任するので、拉致問題にどれほど取り組めるか分からない。担当大臣が生まれたから、北朝鮮に拉致された人が帰ってくると考えるのは早計だ。

 また派閥の領袖を5人も入れたのも珍しい。福田降ろしを阻止するためだろう。領袖が内閣に入っていれば、更に支持率が落ちた時、自民党の議員は内閣総辞職を求めにくい。「挙党態勢」は口実に違いない。

 党役員の人事では、麻生太郎氏を幹事長に据えたのが目を引く。去年の総裁選挙で戦った仲だが、国民に人気があるから、あやかろうとしたのだろう。だが衆院選挙で負けたら、麻生氏にも責任が生じる。次期首相になる芽を潰そうとしたのかも知れない。権力闘争は苛酷だ。

 二階俊博氏は以前も経産相だったし、保岡興治氏も法務相を務めたことがある。同じ大臣に就くのは珍しい。福田首相は党内に友人が少なく、議員の経歴や思想をよく知らないから、同じポストに任命したようだ。記者会見では威勢のいいことを言うが、内実は貧弱なのだろう。

 郵政造反組の野田聖子女史を消費者行政担当相にし、保利耕輔氏を政調会長にした点も、注目に値する。いつまでも小泉路線には縛られないという意志表示だろう。いわゆる郵政民営化は、田舎の郵便局が減ってしまうので、大問題だ。

 中国政府は、二階経産相や林防衛相を「知中派」と歓迎している。両大臣が日本より中国の国益を追求しないよう、監視する必要がある。

・解散総選挙
 衆議院は来年の9月に任期満了になるので、それまでに解散しなければならない。そのため解散総選挙がいつになるのか、内閣改造をするのかしないのか、去年から取り沙汰されてきた。

 去年までは7月のサミットが終わったら、解散総選挙をするという意見が強かった。だが、ガソリンや食料品が値上がりしている時に選挙をすると、与党に不利なので解散を先送りしてきた。

 麻生太郎氏を初めとした反福田勢力は、福田首相の退陣を望んでいたが、森前首相らが麻生氏を次期首相にすると約束したので、倒閣運動はやめたらしい。自民党幹部は、政権のたらい回しを画策するばかりで、国民生活は考えていない。恐ろしい連中だ。

 公明党は来年の夏、都議会選挙に集中したいので、1月までに解散と総選挙をしてほしいと望んでいる。そんなこともあり、7月に入ってからは、8月下旬に招集される臨時国会の直前に内閣を改造するという説が流れていたが、首相は8月1日に突然改造した。

・新内閣の政策
 消費税の増税を主張する者が、3人も入閣した。消費税を上げると価格が上昇することになるから、今の物価高では低所得者は生活が厳しくなる。歳入不足も深刻だが、消費税ではなく、所得税や法人税を上げることによって、財政を再建すべきだ。金持ちは優遇したままで、貧困層から金をむしり取ると、世相は悪化し、通り魔など凶悪犯罪が増えるだろう。

 首相は新内閣の政策として、医師不足対策、子育て支援、消費者庁の創設などを挙げ、「安心実現内閣」と名付けたが、消費税の増税を考えているのだから、冗談のような命名だ。

 今の日本にとって一番必要なことは景気対策だ。ガソリンや食料品の値上げによって、追い詰められている人がたくさんいる。物価を安定させ、新たな産業を興すことが必要だ。景気対策こそ実行すべきなのに、それをはっきり言わないのだから、「安心実現」は建前だ。

 福田政権は支持率が20%台だから、本来なら退陣すべきだ。だがそれをしないのは、森前首相がキング・メーカーの味をしめていて、退陣させないからのようだ。

 また解散総選挙をすべきだが、それをすると民主党に負けるからしない。「安心実現内閣」などと言いながら、保身と延命ばかり考えている。福田内閣は総退陣して、衆議院を解散し、国民の信を問うべきだ。

 参考文献:産経新聞の阿比留記者のブログ、日刊ゲンダイ

 オーマイニュースのサイトで読むのなら、http://www.ohmynews.co.jp/news/20080807/27761 で。


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