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女子高生のミニ・スカートを放置してもいいのか(下) [教育]

【2007年07月27日に掲載、その後改訂】-私はある時、衝撃的な場面に出くわした。道の前方から、スカートを極端に短くした女子高生と、その母親と思しき人が歩いて来た。お母さんは「うちの娘はこんなふしだらな格好をして困る」といった顔をしていた。突然風が吹いて、女子高生のスカートがめくれた。その女の子は、手でスカートを押さえなかった。私は目をそらそうとしたが間に合わず、スカートの中を見てしまった。だが短パンを履いていたので、下着は見えなかった。

 その女の子は「短パンを履いているから、スカートは押さえなくてもいい」と思ったのだろう。スカートがめくれた後も、女子高生は何事もなかったかのように平然と歩いていた。完全に恥じらいを失っていた。私は頭を殴られたような衝撃を感じて、数秒何も考えられなかった。

 こんな女の子がいいと思う男はいるだろうか。マリリン・モンローの有名な写真では、風に吹かれたスカートをモンローが手で押さえている。男はそんな姿に魅力を感じるもので、下に短パンを履いているからめくれるままにする女には魅力を感じない。

 全員ではないが一部の女子高生は、自分の体を機械のように思っているのではないか。「肌を見せれば、かわいいはずだ。もてるはずだ。短パンを履いているから、スカートはめくれてもいいのだ。」と思っているのだろう。

 こういう感じ方が、援助交際と言われる売春にもつながっていると思う。自分の体を機械のように考えているから、売春ができるのではないか。極めて深刻な事態だ。女子高生はそんな風に考えているはずなのに、高校は指導をしていないようだ。指導していれば、スカートの短い女子高生はもっと少ないだろう。

 こんな異常な服装にもいいかも知れない副産物があって、女子高生の足は形が綺麗になって、色も白くなっている。女が綺麗になるのは男にとって嬉しいことだが、高校時代にふしだらな格好をして綺麗になったのかと思うと素直には喜べない。

 また、そんな女子高生と一緒に歩く母親は去年までは不満そうな顔をしていたが、今年になってからはそのような表情ではない。いくら言っても無駄だから、母親は諦めてしまったのか。

 高校までは足をしつこく出すが、大学に入ったり会社に勤めたりすると、夏でもズボンを履いている女の子が多いのも不思議だ。ミニ・スカートを履きたいのなら高校を卒業してからにすべきなのに、高校を出たら足を隠す。

 また大人の女がズボンを履くのは、その方がスタイルがよく見えるからのようだ。そんな風に歩いている。若い女は外見ばかり考えて、人間性は磨かないのか。

 ルーズ・ソックスが流行っていた頃から、青い靴下を履いてそれを上に伸ばす女子高生が少しいたが、今では青い靴下が流行っている。左上の写真の女の子たちも青い靴下を履いていた。綺麗に見えると思って、そうしているのか。私は特に綺麗だとは思わない。白い靴下の方が制服には似合う。

 女子高生の異様な格好は、スカートや靴下だけではない。少数だが、胸元をわざと乱している女の子がいる。胸のボタンを故意に外し、リボンをゆるく結んでいる。服は着ているうちに段々着崩れしてしまうものだが、それが格好いいと勘違いして、わざと崩しているようだ。

 このような服装には、故意にだらしがない格好をする「だらしな系ファッション」の影響もあるだろう。女子高生を観察していると、自然な着崩れか故意の着崩れか段々見分けがつくようになる。不愉快な観察だ。自然に着崩れた場合でも、直さないのだから恐ろしい。女らしさを失いかけている。

・歩き方も駄目
 異様なほどに足に気を遣う女子高生だが、外股に歩く女の子が多い。外股は女らしくない。全く矛盾している。

 また電車の中などで座る時は、足を投げ出し股を開く。あまりひどくない女子もいるが、本来の座り方をする女子高生は殆どいない。繁華街ではスカートを短くした女子高生が、あぐらをかいて地べたに座っていることがある。堂々とタバコを吸っている女の子もいる。この世の物とは思えないほど、汚らわしくて嘆かわしい。

 服装はきちんとした女子学生や会社員も、電車の中などでは座り方がひどい。最近は足の間に荷物を挟んでいる女子や女性がいる。せっかく上を着飾っても、こんな座り方では男にもてない。

 鞄の提げ方もおかしい。2本ある鞄の紐を1本だけ肩にかけて、もう1本を垂らす女子高生が多数いる。左上の写真に写っている女の子たちもそうだった。こうしているのは荷物を軽く感じるからだろうが、見栄えが悪い。服装を過度に気にするのに、矛盾している。紐がどこかに引っかかって、ケガをするかも知れないし、周りの人に迷惑をかけることもあるだろう。

 姿勢もおかしくて、わざと猫背にする女子高生がいる。それがかわいいと思っているようだ。また、頭髪の先端を切り揃えない女子もいる。大半の高校生は身なりがめちゃくちゃなのだ。

 女子高生がスカートを上げているために、女子中学生もスカートを短くするようになった。半年くらい前から、小学生や学生の間にも私服のミニ・スカートが広まっている。

・犯罪を増やす
 このようにミニ・スカートを履いて足を出しすぎる女子が多いから、盗撮が増えるのではないか。

 女の子が肌を出すことが性犯罪の誘因になる。飲食店のペッパー・ランチ心斎橋店では、店長と店員が女性客を拉致して強姦する事件が起きたが、容疑者は「店には若い女性がたくさん来て、スタイルがよく肌の露出が多かった。そんな女性と関係を結びたかった。」などと供述したらしい。女子高生に限らず、若い女の子が肌を出していることが、性犯罪を増やしている。被害に遭うのは、人の迷惑も考えずに肌をさらし続けた女子たちだ。自分のことは自分で守るべきだ。

 女子高生は外見だけでなく、内面を磨いてほしい。ファッションに全く興味がないのも困るが、服装ばかり気にして中身をよくする気がないのも駄目だ。

 最近の女子は声が低いし、言葉も汚い。「お前」「うちら」「やばい」などと言う。かわいらしい女の子もいるが、少ない。女子高生は学校の勉強をしっかりして、料理や編み物など女の子らしいことに興味を示してほしい。素直で明るく、物事を公平に見られる人間にもなってほしい。

 高校生は女子だけでなく、男子も服装が乱れている。男子高校生は夕方になると、着崩れしたままの信じられない格好で歩いている。ネクタイを緩め、ズボンはずり落ち、シャツは出ている。呆れるほど、ひどい格好をしている子供もいる。

 あんなに服装が乱れていると、歩きにくいはずだ。それでも直さないのは、なぜなのか。まじめに生きる気がないのか。男子学生はよく見せようとしてそんな格好をしているのではなく、だらしがないだけだが深刻だ。

・大人の責任
 テレビ番組や CM が女子高生を出す時、大抵スカートを短くしている。大人はミニ・スカートを注意してやめさせなくてはならないのに、無責任だから叱るどころか、そんなファッションを認めて画面に出す。日本は異常だ。

 花王は「カワイイをつくる. コム」というウェブ・サイトを作ったが、かわいさときれいさを区別しない女子に迎合したのだろう。

 また別の会社のシャンプーのコマーシャルでは「日本の女性は美しい」と画面に書いてから大人の女の後ろ姿を映し、スタイルの良さを強調している。シャンプーのコマーシャルだから奇妙だ。このような宣伝が、外見を気にする女子高生の風潮を助長していると思う。

 女子高生が異様な格好をするのは、感覚がおかしくなってしまったからだろし、それを放置していたらもっとおかしくなってしまう。大人から見たら見苦しい服装をかわいいと思い込んで強行する子供が、まともな成人になるとは思えない。

 服装の乱れた女子高生の一部は援助交際をするだろうし、卒業してから風俗産業で働いたり、結婚してから不倫をしたりするかも知れない。

 女子高生のミニ・スカートを放置しておくと、日本は更に問題を抱え衰退してしまう。日本各地の高校は、高校生に服装を直すよう注意すべきだ。文科省や都道府県教委は、高校がそうするよう指導すべきだ。

・リンク
「教えて!goo 」「女子高生の制服のスカートの丈は、何故あんなに短いのか?」:
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2054777.html

追記(2010年5月1日):長いエントリーなので二つに分けて、見出しを付けました。

 また記述が混乱している箇所があるので、順番を入れ替えました。表現を一部直しましたが、内容は一切変えていません。

 このエントリーを載せてから2年半くらい経っていますが、女子高生の服装は全くよくならず、深刻です。


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女子高生のミニ・スカートを放置してもいいのか(上) [教育]

【2007年07月27日に掲載、その後改訂】-街を歩いて目障りなものは、放置自転車と女子高生のミニ・スカートだ。女子高生がスカートを上げ始めたのは、8年くらい前からだろうか。その頃スカートを短くしている女子高生は大抵ルーズ・ソックスも履いていたが、2年くらい前からこの長ったらしい靴下は殆ど見なくなった。だが履いている女子高生を今でも時々見かける。

 ルーズ・ソックスにしてもミニ・スカートにしても、どうしてあんな格好をするのか。かわいいと思っているのだろう。そうでなければ、わざわざあんな格好はしないはずだ。「教えて!goo 」の「女子高生の制服のスカートの丈は、何故あんなに短いのか?」(リンクは以下)を見たら、女子高生自身が「ミニの方がかわいいし、足が細く見えるから」と書いていた。私の推測は当たっていた。

 あんなスカートがかわいいと思っているのだ。肌を出すことは色っぽく見せることなのに、それをかわいさと勘違いしている。高校生にもなって、色気とかわいさの区別が付かない。子供なのに色気を追及する。感覚が少しおかしい。ミニ・スカートは似合う女の子が履けばかわいいが、汚らしい靴下は誰が履いても似合わない。汚らしいものをかわいいと思うのだから、美意識がどうかしている。

 街中を歩けば誰でも、放置自転車と女子高生の異様な格好に驚くはずなのに、メディアも一般の人も殆ど話題にしない。実に不思議だ。最近はルーズ・ソックスが減ったからまだいいが、特殊な靴下の全盛期、私はなるべく外出したくなかった。不愉快だからだ。

 ルーズ・ソックスが減ったら、女子高生はスカートの丈を以前よりも上げるようになったように思う。今の日本では少なく見積もって女子高生の6割が、多く見て9割の女子高生がスカートを短くしている。スカートを本来の長さで履いている女子高生もいるが、少数派だ。

 確かに、スカートの丈が長いと野暮ったい。膝の下の5センチくらいまで下げている女の子を時々見かけるが、都会に住んでいても田舎っぽく見える。スカートの裾を上げると、明るくて軽快な感じがする。だがそれも膝の上から2センチくらいまでで、それより上げるとふしだらだ。制服のスカート丈は、膝より少し下げたくらいがちょうどいい。元々、そう履くように作ってあるはずだ。

 だが実際には、膝より3センチ以上も上げたり、太股を半分出している女子高生が大勢いる。股を8割くらい出している女の子も、時々見かける。ここまで出しているとスカートの中が見えそうで、心配になる。こんなのを間近で見ると、怒鳴りつけたくなる。遠くから見ると、スカートではなく短パンのように見える。余りに短いので、ふしだらを通り越して淫乱だと思う。

 女子高生が街中で、毎日ストリップのようなことをしているが、学校も親も警察も止めない。余りにふしだらなのは、犯罪ではないか。

 スカートを上げるには上部を内側に折り込むらしいが、太股を8割くらい出すには一重に折り込むだけでは足りないはずだ。スカートの上部を切ってしまっているのか。

 女子高生でも、私服のミニ・スカートを履いている時はそれほどふしだらだと感じない。だが制服の時には、卑猥だと思う。制服のスカートは本来、膝下まで来るように作ってあるのに、無理やり上げているからだろう。

 小学生の男子は半ズボンが似合うが、長ズボンをまくり上げたり途中で切ったりしたら格好が悪い。女子高生のミニ・スカートも同じで、長いものを無理やり短くするから、裾が広がって、不格好に見える。格好が悪くても何でも、足を出せばかわいいはずだという短絡的な思考が恐ろしい。

 そんなにスカートを短くしていると風などでめくれ易くなるから、下に短パンなどを履いているらしい。先日このエントリーの写真を撮るために商店街に30分くらい立っていたら、スカートの裾から短パンが3センチくらい出ている女子高生を見かけた。これでは全く見栄えが悪い。「ともかくスカートを短くすべきだ」という固定観念に囚われているのだろう。

・寒くてもミニスカート
 大半の女子高生は、制服に関して狂ってしまっている。足が太くて汚らしくても、スカートを上げている女の子がいる。真冬でもスカートを上げてブルブル震えている女子高生もたくさんいる。かわいく見せたいのなら足を出して震えているより、暖かい格好をしてニコニコしていた方がいい。

 また真夏でもルーズ・ソックスを履いている女の子もいた。暑い時に、あんな分厚くて長い靴下を履くのは、どうかしている。周りの者は暑苦しい物を見せられて堪らない。気温がどうでも周りの人がどう感じようと、ともかく特殊な靴下を履いたり足を出したりした方がいいと、頑固なほどに思い込んでいる。深刻だ。


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政策と品行と、どっちが大事なのか [政局]

【PJ 2007年07月22日】-日本の報道は相変わらず、低空飛行だ。些末な問題で大騒ぎするが、大事なことはあまり言わない。閣僚には厳しい批判を浴びせるが、野党の議員には甘い。

 久間氏が辞任した後、政治報道の中心は7月7日から赤城農相の事務所費に移った。同農相は実家を事務所と選管に届け出ていたが、事務所としては使っていなかったようだし、3年間に1200万円もの経常経費を計上していたという。事務所の経費として1年で400万円というのは確かに多いから、不自然だが、そんなに重大なことだろうか。

 例によって野党は、この疑惑をもって赤城氏に農相を辞任するよう迫った。民主党などの幹部は、政治資金報告書に不自然なことを書いていないのか。不正があっては行けないが、報告書に間違いがあっただけで、一々大臣が辞任してもいいのか。大臣の政策や見識はどうなのか。どんなに見識があっても、疑惑が出たら、それだけで大臣を辞めなくてはならないのか。

 閣僚を疑惑で批判するのなら、マスコミは民主党の幹部も同じように追及すべきだが、野党の幹部には甘い。閣僚にばかり厳しくては、倒閣運動をしているようなものだ。

 マスコミは赤城農相に対して、経費の内訳を明らかにするように求めたが、マスコミが調べたらいい。他にも同じように、政治資金報告書に不自然な数字を書いている政治家はいるだろうから、そのような政治家に事情を聞いて、「赤城氏は、このようなことに金を使ったのではないか」と、推測でもいいから言うべきだ。そうしないと一般国民は、政治家とマスコミの戦いを見せられるだけで、一体なぜ赤城氏が帳簿にそんなことを書いたのか、さっぱり分からない。

 大手マスコミはそんな報道をしていないようだが、夕刊紙の日刊ゲンダイは7月11日付に、「香典やお歳暮などに年間1千万円くらい使うが、報告書に正直には書けないので、付け替える」などと書いている。本人に言わせようとばかりしないで、マスコミが調べることも必要だ。

 マスコミは政治資金について扱う時、「政治とカネ」と言うが、これも問題だ。まるで政治においては、カネの問題が一番大事であるかのような言い方だ。政治家が不正をしていい訳ではないが、不正をしていなければ、必要な政策を実行しなくていいのか。多少の不正はあっても、必要な政策を推し進める政治家の方が、日本全体にとって大事なのではないか。マスコミが、余りにスキャンダルで政治家を追及するから、多くの日本人は政治家をイメージでばかり捉えるようになり、政策を軽視していると思う。

 日本ではこのように、政治の報道は資金スキャンダルが中心だから、それが当たり前だと思っている人が多いだろうが、外国では決してそうではない。アメリカでは、連邦議会の政治家が収賄罪で逮捕されても、全国ニュースでは殆ど扱わない。大統領に疑惑がある時は、マスコミもしつこいほど追及するが、閣僚の不正は日本ほど批判しない。日本の報道は、政治家や企業の不祥事が中心になっている。異常なことだと思う。

 マスコミは政治資金に関して30年以上前から批判していて、故田中角栄元首相に対しては「金権腐敗」などと酷評した。実際に田中氏はカネで派閥を動かしていたようだから、批判されても仕方がないが、「金権腐敗」という強い言葉を多用して追及するのは、不当ではないか。

 また政治家のカネについて大切なことは、政治資金として受け取ったカネを、懐に入れていないかだ。つまり、飲食や買い物に使っていないかが、大事なことだ。たとえ帳簿に嘘を書いていたとしても、人件費やお歳暮などに使ったのなら、倫理的な問題はそれほどないはずだ。帳簿が間違っているだけで、カネの使い方は間違っていないからだ。マスコミは帳簿に間違いがあったら、それだけで追及するが、間違いの中身を検証すべきだ。

 ひょっとすると、マスコミの記者は政治家に飲み食いをさせてもらって、政治資金の不正な使用に関わっているのではないか。そうなら、報道全体はひどい偽善だ。10年くらい前に官官接待を追及したが、マスコミも官僚に接待されているから、矛盾していた。

 16日に中越沖地震が起きてからは、ニュースの中心はそっちに移ったが、スキャンダル報道は続いている。20日から麻生外相の「失言」を批判し、21日には農相と塩崎官房長官を槍玉に上げ始めた。不祥事は批判しても、年金や憲法など政策については殆ど言わない。マスコミに問う。政策と品行と、どっちが大事なのだ。

 7月12日に公示された参議院選挙は、29日投票日を迎えるが、マスコミが閣僚を攻撃し続けているので、与党は議席を減らすだろう。地震や原発不安も、与党にとっては不利なことだ。有権者は一時的な気持ちではなく、長期的な視野に立って、政党や候補者を見極め、投票してほしい。【了】

 ライブドアのサイトで読むのなら、http://news.livedoor.com/article/detail/3241085/ で。


タグ:政治家
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長崎選出の久間・前防衛相は、反米から従米に転じて、つまづいたのか [政局]

【PJ 2007年07月07日】-防衛大臣をしていた久間章生・衆議院議員は6月30日、「原爆投下はしょうがなかった」などと言ったので、7月3日に辞任した。また政治家が失言を言って、辞任した。

 マスコミはあまり言っていないが、この人は長崎2区の選出だ。原爆を落とされた長崎県の出身だから、原爆の惨禍を知らない訳ではない。知り合いに被爆した人もいるだろう。ではどうして久間氏は、原爆を容認するようなことを言ったのか。

 それは1月、イラク戦争を批判して、非難されたからではないのか。「イラク戦争は間違いだった」などとアメリカを批判して、非難されたので、「アメリカ寄りの考え方にすべきだ」と思って、今度は原爆を容認してしまったのではないだろうか。何か理由がないと、広島と長崎に落とされた原爆を容認するとは思えない。長崎出身の議員なら、なおさらの事だ。つまり、反米発言をして批判されたので、今度は従米発言をしてしまったのではないか。そうは言っても、久間氏は他にも失言をしている。自分の立場を弁えられない人なのだろう。

 だがマスコミは、久間氏の今回の失言を非難するばかりで、長崎出身のことや去年のイラク戦争批判には、あまり言及しなかった。マスコミはよく、「国民の知る権利に応えたい」と言うが、本当に国民に必要な情報を提供する気があるのか。久間氏が長崎選出だと分かれば、同氏の見識の低さが、浮き彫りになった。「被爆者は怒っている」などと非難するよりも、経歴を詳しく報じて、責任を追及した方がいい。

 マスコミは政治家が失言をした時、その言葉ばかり取り上げるが、元々その政治家がどんな考え方なのか、探ろうとはしない。本当の失言で、ついうっかり口を滑らせたのか。それとも本音が出たのか。過去の発言や著書などから探究すべきだが、まずしない。たった一言をめぐって、追及するばかりだ。おかしくないか。

 マスコミは他の出来事でも、大袈裟に騒ぐ。詳しく報じて、日本人に考えさせる報道はしない。問題のある人物や組織を攻撃して、怒りを煽っている。政治家や企業の不祥事より、格差や自殺の問題の方が大事なのに、そんなテーマは熱心にやらない。子供のいじめが発覚した時も、どうやっていじめを防ぐべきか言わず、学校の責任を追及ばかりする。日本を破壊したいのではないか。

 久間氏の後任には、小池百合子女史が防衛大臣になった。マスコミは、「失言のダメージを少なくするために、女性議員を選んだのだろう」と言うが、小池さんは国家安全保障問題担当首相補佐官を務めてきたので、イメージ回復だけではないはずだ。この点でも、詳しく報じる前に、勘ぐったり、あげつらったりした。

 安倍内閣は発足してから、まだ9ヶ月だが、スキャンダルが多い。3人の大臣が交代し、1人の大臣は自殺した。7月6日には、赤城農相の不祥事も発覚した。税制調査会長が、愛人と官舎に住んでいたことが分かり、辞任することもあった。安倍氏は、人を見る目がないのではないか。改憲などに取り組むのはいいが、閣僚にふさわしい人物を選べないのでは、総理として力不足だ。

 安倍首相は7月5日に、消費税の増税にも触れたので、支持率は更に落ちるだろう。参院選の負けは、必至の情勢だ。ただ、衆議院では連立与党が過半数を占めているから、民主党が勝っても、同党が政権を取ることはないはずだ。有権者は、失言やスキャンダルなど一時的な悪評に惑わされることなく、政党の体質や候補者の資質を見抜いて、投票してほしいと思う。【了】

 ライブドアのサイトで読むのなら、http://news.livedoor.com/article/detail/3225684/ で。


タグ:久間
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年金問題と国会運営~安倍首相は誤解している [政局]

【PJ 2007年07月06日】-私は6月4日の記事に、「民主党が、年金記録の調査前の社会保険庁廃止に反対したは、支持母体の自治労を守るためのようだ」と書いたが、そもそも民主党が国会で年金の記録不備を大きく取り上げたのは、同庁の解体に反対するためだったようだ。民主党の長妻昭議員はテレビで、「去年の国会でも、年金記録の不備を取り上げたが、自民党はあまり取り合わなかった。」などと話していた。

 だが、今年の5月になってから、社会保険庁の解体が現実味を帯びてきたので、それを阻止するために、民主党の執行部は年金記録の不備を声高に叫び始めたようだ。参議院選挙で、自民党を追い詰める目的もあったろう。年金は大事な問題なのだから、支持母体や選挙のためでなく、もっと早く大きく取り上げるべきだった。自民党も無責任だが、民主党の執行部も党利党略を優先させる。

 また、社会保険庁の職員が納付記録においてミスを繰り返したのは、覚書によって仕事をまじめにしなかったからのようだ。労働組合は同庁と様々な覚書を交わして、仕事を減らすよう要求してきた。「パソコンの導入が、人員削減や労働強化につながらないようにする」「一人が一日に行う、パソコンのキータッチは平均5000にする」「ファックスは勤務時間外には使用しない。労働強化にならないよう、配慮する」などと、覚書で取り決めてきた。

 産経新聞の「歪みの構造 社保庁問題(上)覚書で26年 天国の職場」(6月26日付ウェブ版)には現場の様子として、「われわれ(職員)は、たばこを吸いながらの入力。パソコン1つも1人で満足に扱えず、雑談したり色々」という、職員の書いたメモを引用している。まじめに仕事をしていなかった訳だ。このような職場の雰囲気があるから、入力ミスがたくさん発生したのではないか。

 覚書は、この問題を考える上で、重要なことなのに、テレビでは殆ど見なかった。いつものことだが、大騒ぎはしても、深い報道はしない。日本人に詳しいことは、知らせたくないのだろう。「知る権利に応えたい」というのは建前だ。

 社会保険庁のいい加減な仕事ぶりが明らかになって、国民の怒りが高まったため、同庁の職員はボーナスを返上しているが、これはどうだろうか。入力ミスは何年も前に起きたことだから、そのミスを犯した当人がボーナスを返上するのならいいが、間違えていない現在の職員がボーナスを返上するとしたら、おかしいではないか。

 テレビの街頭インタビューでは、「当然だ」と言う人がいたが、職員を社会保険庁の職員とだけ捉えていて、一人一人を見ていない。「パフォーマンスだ」と言う人もいたが、記録の統合に金がかかるのだから、少しでも経費が集まった方がいいのに、「形だけだ」と否定する。どうも物事を公平に見られる人は、少ないようだ。ちなみに返上ボーナスの総額は、10億円に上るらしい。

 年金記録の不備が明らかになって、支持率が下がったため、安倍首相は焦ったのか、5月30日には衆院の委員会で年金関連法を強行採決し、6月29日には深夜までかかって、参院本会議で同じく年金関連法を成立させたが、選挙には逆効果なのではないか。内閣支持率は更に下がって、7月1日のテレビ東京の世論調査では、支持が36%で、不支持は48%になった。

 安倍首相の基本政策は、正しいと思う。憲法や教育基本法など、GHQ に押し付けられた法令を改正することは、必要だ。安倍首相は靖国神社や従軍慰安婦などの問題も、正しく理解しているので、保守派の言論人も評価している。首相は、たとえメディアや国民に評判が悪くても、正しいことをやり抜くことが必要で、それがいずれ評価されると考えているようで、その姿勢もいいと思う。

 だが、5月末以降の安倍首相のやり方には、感心しない。強行採決や深夜の審議を見て、内閣を支持しようと思う人が、どれだけいるだろうか。年金関連法は必要だが、衆院の委員会では5時間しか審議しないで、採決したし、メディアも否定的に報じたので、国民は評価するどころか、支持を減らした。

 それなのに6月29日、また深夜の採決をした。首相は30日、「国民は評価してくれると思う」などと自信ありげに述べていたが、どうも安倍首相は、国民の受け止め方が分かっていないようだ。強い姿勢で法案を成立させることは必要だが、5時間の審議や深夜の採決をいいと思う人はまずいない。首相は根本から誤解しているのではないか。是非、考え方を改めてほしい。

 安倍内閣の国会運営が下手なのは、官房副長官や首相補佐官のせいかも知れない。補佐官などは人数が多いし、仲が悪いので、足を引っ張り合っているという説がある。官邸内部で、意志の疎通がうまく行っていないので、国会運営に失敗するのかも知れない。また安倍内閣では、久間・元防衛相など閣僚の失言が何度もあり、自殺した大臣もいた。安倍首相は信念では正しくても、人の扱いが下手なようだ。

 このような政治状況の中、7月29日に迫っている参議院選挙はどうなるだろうか。自民党と公明党の与党は、きっと議席を減らすだろう。その結果、安倍内閣は成立から1年経たずに、退陣するかも知れない。小泉政権は長かったが、また短期政権なのか。日本の政治は中々よくならない。次は誰が首相になるのか。信念を貫きながらも、人の扱いが上手い人に、首相になってほしい。【了】

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タグ:年金 安倍
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